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ポーカーのルールとマナーについて、書いて行きたいと思います。今のところ、テキサスホールデムを前提として書いています。
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 チェックのしかたがあれば、次は当然(?)コールのしかたです。

 コールは掛け金を合わせる行為です。
 ゲームは、基本的には、アクティブな(ゲームに参加している)プレイヤー全員が同量の掛け金をポットに入れることで、次のフェイズに進んでいきます。チェックは0点を全員がポットに入れた、と考えることができます。

 コールのしかたですが、これは簡単。自分のお財布から、同量だけポットにお金を入れてしまえばいいのです。たとえ、細かいお金が無くてもかまいません。大きなデノミのチップを出してしまえば、ディーラーがおつりを返してくれます。心配ならば、ゲームが始まる前に、細かいチップを持っている人に両替を頼んでもいいでしょう。

 誰かがベットしている状態で、大きいデノミのチップを1枚無言で出せば、これはコールとみなされます(誰もベットしていない状態では、当然ベットです)。レイズにはならないので、注意が必要です。
 チェックの項でも触れましたが、コールの場合も、「コール!」と発声してからチップを前に出すほうが無難ですね。

 よくある話ですが、Aさんがベットをした後、Bさんがレイズをしたことに気づかずに、Aさんの出したチップ分だけコールするつもりで、Bさんが出している額に満たないチップを投げてしまうことがあります。
 この場合は、ハウスによって違うのかもしれません。一度ポットに入れたチップは戻せないルールであれば、Bさんにあわせてチップを足すか、ポットに入れた分を諦めることになります。
 あまり無いかもしれませんが、その場でありえないアクションは無効とするルールであれば、Aさんが出したチップだけを出すことはありえないので、やり直せるでしょう。
 チップを出した時点で「コール」の意思がある、と、判断されるならば、Bさん分まで出すことが強制されます。
 ハウスによって変わることがありえます。事前に確かめておくのも、有効だと思います。

 ですが、コール額がいくらかを間違うのは、状況を把握していないと暴露しているのと一緒。格好いいことではありません。
 周りのアクションを良く見て、コールに必要な量を把握した上で、できるだけ発声をしたうえで、コールするのが良いでしょう。


 そうそう、この項の一番最初に、「基本的には」と書きました。
 つまり、他のプレイヤーと同量のチップを出さなくても、コールできる場合があるということです。
 ですが、この場合については、ベットやレイズについて触れてから、考えてみたいと思います。

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 私が始めて生でポーカーをしたとき、印象的だったのは、チェックの仕方でした。
 基本的には、コールやベットには、「チップを前に出す」という共通した行為が発生するため、あまり個性は出ません。発声してから出す人や、寡黙を貫く人が居たとしても、ほとんど一緒です。

 しかし、チェックはチップを出すアクションではありません。強いて言えば「確認しました」とか「0点ベット」でしょうが、要はその意思がディーラーや周りのプレイヤーに伝わればいいのです。
 当然様々な光景を見ることができるでしょう。

 「チェック」と声に出して言う人。
 黙ってテーブルをノックする人。
 指でテーブルを叩く人。
 テーブルの上で手を左右に振る人。
 両手で右隣の人にアクションを促す人。

 本当、個性が出るものです。

 ですが、当然ながら、「何もしない」ということは許されません。
 先ほども言いましたが、チェックは、「チップを出す」のではなく「パスをする」意思を示すアクションです。
 何も意思を示さなければゲームは進みませんから、ゲームが遅延していきます。これは第2回でも触れたとおり、重大なマナー違反です。

 それ以前に、何もしなければ、ゲームなんてそもそも成り立ちませんよね。

 チェックもベットやコールと同じ、自分の意思を示す重大なアクションです。
 明確にはっきりとしましょう。


 ちなみに、チェックは、一般的には、テーブルを叩く行為かその意思を示す発声で認定されます。
 「チェック?」と訊くつもりで言ったり、無意識にテーブルを叩いたりすれば、チェックと見なされてしまうかもしれません。曖昧な行動は避けるようにしましょう。

 それともう一つ。チップを持った手でアクションをするのも避けるべきです。
 そもそもチップでテーブルを叩いてチェックかどうかという問題もありますが、間違ってチップを離してしまえば、それはベットやレイズと見なされます(無効になることもありますが)。その意思があるかではなく、何をしたかによって判断されてしまうのです。
 そのつもりが無いのにベットとされ、勝てばいいですが、レイズなんてされたら目も当てられないでしょう。

 やり直しはきかないのです。
 普段から、何も持っていない手を使ってチェックをする癖をつけておいたほうが、無難だと思います。 



 ネットでポーカーしていると、自分の番になったとき、音がしたり、矢印が出たりします。時間がたてばタイムがカウントされ、その間に考えないとフォールドになったり、チェック扱いになります。
 相手が見えない以上は、そのゲームを仕切るサイト側ができるだけ参加者の注意をひきつけ、進行が滞らないようにするのは、必然だと思います。

 さて、これがオフラインのポーカーだと、どうでしょう。
 目の前には、ゲームの進行を取り仕切るディーラーがいて、見える位置に相手となる(敵となる)他者が居ます。あなたももちろん生身で存在しています。カードはスモールブラインドから順番に配られ、遠からず自分の番もやってきて。。。。。
 当然のことながら、ネットのように、目の前に矢印も出なければ、機械的なチャイムも鳴りはしません。ディーラーも、すぐにはアクションを促さないはずです。
 こんなとき、「ああ、すいません。私の番ですね」と言って、慌ててフォールドするのはちょっと格好悪いですね。

 もちろん、この逆のパターンもあるでしょう。
 自分の番がまだ着てないのに、自信満々に「レイズ!」とか言ってしまって、ディーラーに「あ、まだですよ」とか言われると、これもまた恥ずかしい。

 「穴があったら入りたい」とは、このときのためにある言葉でしょう。

 まぁでも、違うことを考えていたり、疲れていたりすれば、誰でもあることですよね。たまたま誰かの陰になって、前の人のアクションが見えなかったかも知れませんし。
 私自身、やらかした経験もありますし、やられたこともあります。自分でやれば反省しますし、他の人が1回くらい間違えても、嫌な思いをすることはないです。
 これは、私が知っているほかのプレイヤーも、同じように考えていると信じています(勝手に、ですが。。。。)。

 ただ、何度も続けば話は変わってきます。
 やがてその場は険悪になるでしょうし、もっと続けば「故意にゲーム進行を遅延させた」ということで、ペナルティーが科せられるでしょう。
 自分にその意思があったかどうかは問題ではありません。ゲーム遅延の原因を作ったことが、問題なのです。

 対人ゲームであるポーカーは、なるべく不公平が無いように、ルールが決められています。平等という意味では、複数人が同時にアクションできれば良いのでしょうが、それでは仕切りきれないので順番を決めてアクションをします。
 1ゲームでは不公平が生じても、多くのゲームをボタンを廻しながら行うことで是正します。
 ゲームが遅延すれば、当然ゲーム数が減ります。複数のテーブルで行われるトーナメントの場合は、特に他のテーブルより(考慮時間などではなく、単なる時間の浪費によって)ゲームが減るのは、不公平に繋がります。
 なので、アクション時に無意味に時間を浪費するのは、マナー違反となるわけです(もちろん、考えている時間は違反とはなりません)。

 また、アクションを故意に早く行うのは、まだアクションをしていない人間に、本来知らないはずの情報を与えることになります。こちらはマナーではなくルール違反であり、遅延よりも厳しいペナルティーが科せられる可能性が高いでしょう。


 個人的には、アクションの早とちりや遅延は戦略上の不利になるとも思いますが、それ以前に、マナー違反であり、ルール違反です。

 「今、アクションは誰の番なのか」を常に意識して、プレイしたいものですね。




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